2012年9月7日金曜日

第1回音読カフェの報告


9月4日、5日の2日間「音読カフェ」を実施しました。
「音読カフェ」は音読療法を気軽に体験できる体験ワークです。今回初めての開催となりましたが、2日間で29名(サポート役含め)の方にご参加いただきました。
体験ワークでは、呼吸法+音読遊びを行いました。最初に行った呼吸法では何パターンかの方法で息を長く細く吐く、吸うに意識を向け、呼吸によって自分の身体が何を感じるかを確認しました。次に行った音読遊びでは、1つのテキストを取り上げて、参加者と声を合わせながら声のボリュームやスピード、高低を変えたり、身体でリズムを取りながら声を出したり、いろんな音読遊びをしました。最後はお茶タイム。お互いに自己紹介をしてから、どんなきっかけで音読カフェに参加したのか、今どんなことを感じているのかなどを皆さんと話しました。

参加された方から「数年前に病気になり、身体にいいと言われることを色々試してみたが行きつくところは‘‘今自分がここにいる’’という意識を持つことなのではないかと思った。そういう意味で意識的に呼吸をすることは‘‘ここに今存在している自分’’を意識できるいい方法なのかもしれないと思った。」というご感想をいただきました。
なぜ、音読カフェで呼吸法と音読を行うのかというと、これらのワークを通して「マインドフルネス」(今ここにいる自分に集中している状態)になるためです。1時間の音読カフェの中でお伝え出来ることは限られていましたが、時間を取ってゆっくり呼吸をしたり音読遊びをすることで音読療法の中で大切にしている「マインドフルネス」を感じていただけたことはとても嬉しいです。

音読カフェは、進め方にマニュアルがありません。進行役(音読療法士、ボイスセラピスト)が、当日の参加者の性別、年齢、身体状態、雰囲気などを見て最終的に流れを決めていきます。なので何度参加してもそれぞれに違ったことを発見していただけるのではないかと思います。また気軽に体験できる機会を作っていきたいと思います。今回参加された皆さま、どうもありがとうございました。そして進行役として当日まで準備、練習を進めてきたぴりかさん、彩子さん、日榮さん、どうもありがとう。そして、当日サポートしてくれたボイスセラピストの仲間たち、どうもありがとう。
※写真:両隣の人と手を合わせながら音読遊びをしています。これは盛り上がりました。
(銀座教室事務局オペレーター 菜穂子)

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